左の後のパワーウィンドが動かなくなって、いきなりガラスが落ちた!とお客様からのご連絡頂きました。
うん、ある。
よくある。
BMWは・・・
ワイヤー式のパワーウィンドシステムなので、こういった事象が起きやすいのです。
E90は非常によくできたクルマですので、お客様に車と出来るだけ長く付き合って頂けるようにいろいろ頑張ります!
さて、パワーウィンドが動かなくなってしまって原因を探します。
いきなり内張りはがしている写真です。すみませんいつも撮影し忘れちゃうんです。
レギュレーター外してみました。
やはりといいますか、ワイヤーが切れてしまっていますね。
これがいつもの壊れるパターンです。
ガラスの動きが悪くなってレギュレーターに負荷がかかってしまうかもしれませんね。
ワイヤーの品質が悪い場合もあるので、一概には言えませんが・・・
この様な状態になって切れてしまうんです。
最終的に切れてしまうか、ワイヤーがよじれてしまい、駆動部に噛み込み、切れるもしくはスタックしてしまうのです。
弊社では、純正ではないですが、品質の良い社外新品を使い修理を行う事にしております。
純正に越したことは無いのですが、部品の金額が倍以上違いますので💦
なるべく安く修理するために社外新品を使っています。
ヨーロッパから部品をとることもできますので、もし輸入車部品にお困りの時にはご相談下さい。
今回、車検時にブレーキパットの残量があまりかったのですが、弊社から”まだ交換するにはもったいないので半年後に点検させてください!” と言っていたパットの点検もご依頼頂きました。
点検してみると、もうあまりなさそうです(泣)
さすがにこれ以上はおすすめもできないので交換させて頂きました。
つわものでしたらまだいける!とおっしゃるかもしれませんが・・・
僕らからはさすがにそうは言えないレベルになってました。
ここまで使えば十分かと(笑)
新旧ブレーキパットの比較です。
新品は10mm程度あります。
車検時にローターも摩耗しているのを確認していたので、お客様と相談の上ローターも交換させて頂くこととなりました。
ヨーロッパ車は特にですが、ブレーキが良く効く反面、パットのローターへの攻撃性も高く、ローターも減っていきます。
ローターも減らして制動力を出していると言ったほうがしっくりくるかもしれません。
外したローターです。
写真でもわかるようにローターの端が出っ張ってしまっています。
これを耳と呼んでおりますが、これが出てくると、ローターが摩耗してきているサインです。
表面もレコード(死語???)の様になっています。
新品のローターです。
表面にしっかりとスクラッチも入っています。
ちなみにローターはツルツルな表面ではあまりよくはありません。
ピカピカしていて綺麗なのですが、ツルツルピカピカは摩擦力が弱いです。
写真の様に傷がある方が良い状態ですね。
取付ました。
今回はマイレのローターとパットを使用しました。
お好みのブレーキメーカーの物も取り寄せる事が出来ますので、ご相談下さい。
メルセデス、BMWなどヨーロッパ車も対応致しますので、もしお困りの際にはご相談下さい!
By A